ゼビオプラスト株式会社

代表取締役社長 鍋田 朋宏さん

1990年宇都宮市で「プラスチック製水処理機器」の販売を目的に創立し、翌年喜連川に移転し生産を開始しました。お客様や地域社会からも選び続けていただけるよう、技術だけではなく人間力も重要と考え、“「製造業」から「ものづくりサービス業へ」”のミッションを社員全体と共有し付加価値作りや人間力向上に努めています。

まずはお客様、従業員、地域との「対話」を大切に

御社はどんな企業ですか?

卸売業として設立しましたが、設立当初から販売だけではなく製造も行いたいと考えていました。実際販売する中でお客様からいただいた要望を形にするため生産を行うようになり、現在は浄化槽などに使用される水処理用機器を始め、空調機器や住宅建材等、生活に欠かせない縁の下の力持ちのような製品の製造販売を行っています。
また、お客様や従業員との対話から昨今の環境保全の流れに合わせ、再生プラスチック原料の自主生産も始め、これにより水・空気・リサイクルといった環境にまつわる幅広いニーズにお応えできるようになってきています。
このような幅広い製品を製造しているので、広い敷地を確保でき、物流の便がよい点は喜連川の魅力です。

今後の事業展開は?

ものづくりの世界は技術の進化が早いです。そんな中、技術力はもちろん大切ですが、選ばれ続けるためにも人材育成にも力を入れています。方針の理解度や人間力の向上のため、積極的に社内教育を行い、社員が受講を希望したら外部研修に誰でも参加できるような仕組みも用意しています。
社会の価値観や方針の理解が進み、現在は全社員が会社の「ミッション」「ビジョン」「バリュー」が言える状態です。それは日常的にそれらを意識して行動できるように共有し、評価制度にも組み込んでいるからです。近年M&Aという形で福島県と群馬県にも拠点が増えました。最近は離れていてもオンラインで交流が取ることができますが、年2回は全社員が集まりキックオフを行い、前期の振り返りや今後に向けて目標を共有しています。さらなる相乗効果が生まれる関係性を築いていけることを期待しています。

どんな人材を求めていますか?

「ミッション」「ビジョン」「バリュー」に共感してもらえるかを大切にしています。一緒に働くなら同じ方向で努力できた方がいい。チャレンジ精神も大切だと思っています。何事も経験してみるという気持ち。そしてやはり人間力ですね。

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