ヨシ電子株式会社

代表取締役社長 安藤 嘉浩ん

創業46年の精密金属加工製品の製造及び塗装業で、県内3ヵ所の工場を有します。バスなどの大型輸送機器の部品や遊具、都市景観部品等の幅広い取引先を持ち、近年ではアウトドア事業でBtoC事業も展開しています。お客様の無理難題を高い技術で解決することで、常に一歩進んだ最高の利便性と快適性を提供することは当然のこと、お客様に新鮮な驚きと満足を提供し続けます。

「高い技術力」が誇り〜 「ものづくり文化」を大切にしたい

御社はどんな企業ですか?

弊社の強みは「問題解決能力」であり、その基盤となるのは「高い技術力」です。近年コロナ禍の影響や後継者不足を背景に、お客様の要望が多様化し何度が高くなっています。それに対して、私たちはサービスと技術が同じ目的意識をもって連携し、迅速かつ確実・的確にお客様の要望を捉え、最適な提案ができる体制を整えています。「高い技術力」に対して、社員一人一人が誇りを持って取り組んでいると思います。もうひとつの強みは少量他品種に対応可能な現場力による「一貫生産」です。板金から塗装までの多岐にわたる工程に対応し「完成品」までできる会社は、全国でもそう多くありません。多種にわたる材料選定を可能にする全国の業者とのネットワーク、各塗装工程の技術研究、手仕事塗装の技術力は、今後も継承していく貴重な資源です。

今後の事業展開は?

栃木県には「高い技術力」を持つ会社がたくさんありますが、それが広く認知されていないことがもったいないと思っています。モノづくり県企業としての魅力を発信するためにBtoCブランドを確立することも大切です。現在展開している自社開発のアウトドア製品「焚き火台」はハピキャン・キャンプ大賞で優秀賞を獲得しました。
Instagramで焚き火台を使ったグランピングクッキングを積極的に発信していますが、SNSの活用は若手や優秀な人材の確保にもつながります。またBtoC分野でも、敢えて個別のお客様の要望に丁寧に応えています。個々のニーズを捉えることが、次世代の商品開発にもつながるからです。

どんな人材を求めていますか?

「One for all All for one」みんなは1つの目的のために、感動できる人材を求めています。弊社は自ら考えて動く社員が多く、チームに自然体で馴染める方なら、仕事が楽しく、その方自身も成長していくのではないでしょうか。
育成はISO9001の規格に則り部署ごとに目標を設定し、属人化しないようにしています。また社内で事業承継できる人材を作ることも重要です。ものづくりを大切にする文化をしっかりと継承し、事業を継続させるためです。それが多くの取引先の事業継続にもつながる社会的責任だと考えています。

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